育休取得のススメ
育休取得を朧げに決めたのは、妊娠発覚後すぐに近いくらいで、その後、会社の規定やら、国の制度を調べたりしつつ、取得を決定した。取得については、個々の家庭の事情によるところが大きいので、夫婦でよく相談することが良いかなと。夫には外でしっかり稼いできてもらいたいという人もいるでしょうし、一緒に育児してもらいたい人もいるでしょうし。今の制度だと、共働きなら半年づつ交代で取るとか。
自分の場合、夫婦のキャリアプランや諸々を勘案して決めてみたわけで。ちなみに、妻は産休明けから働いています。
何はともあれ、3ヶ月の育休を取ったことについてまとめてみる。
育休取得の理由。
- 子育てに興味があった。
- 出産後からできる限り関わってみたかった。
- 世の母親たちが大変と言っているものがどんなものか経験してみたかった。
育休期間の理由。
- 子供が12月生まれで、0歳4月から保育園に預けることにしたので。
- 1歳ぐらいまで、一緒にいたいとも思ったけど、保活的な事情により…
- 1歳入園は激戦とのことだったので。仕方なく。
- 妻の退院後の12月中は有給休暇を取得して、1月スタートにした。
- 入院期間中は、フルで1日いてもやることがないので、仕事に行っていた。
- 1歳ぐらいまで、一緒にいたいとも思ったけど、保活的な事情により…
妻と相談しつつ、色々決めた感じ。
育休取得が可能だった理由。
- 会社側に理解があった。
- 部署内の男性社員で取得した人が数人いた。
- 上司に相談した時に、先に取得した人の例を示されて、この先も昇進等で不利にはならない旨を説明してもらえた。
- 最近の言い方だと「イクボス」になるのかな。
- 業務調整で取得予定の3ヶ月分の仕事はなんとかなりそうだった。
- 一応、蓄えはあった。
会社的・仕事内容的に恵まれていたのが一番大きいと思う。
特に何か交渉や努力することもなく簡単に取れた。
世の中の大多数の会社では、こうはいかないはず。
育休取得までにしたこと。主に会社関係。
- 制度の調査。
- 育児休業給付金のこと、会社規定など。
- 上司と相談。
- 安定期に入ったあたりで。
- 人事部と面談。
- 育休期間中の連絡方法やら会社規定やら何やら。
- 仕事の調整。
- 大体半年ぐらい前から業務を整理
- 自分という属性にくっついていた仕事が多くて少し困った。日々の業務に対するリスク管理が甘かったとも言う。
- 上司と相談後に休業期間中の同僚への仕事の割り振りを具体的に調整して、必要があれば教育期間も設けた。
- 大体半年ぐらい前から業務を整理
デメリットがないわけでもない。
- 2ヶ月経過後にスキルチェックをしてみて、仕事の腕が落ちたのを実感。
- プログラミング能力が確実に落ちた。
生後2ヶ月は、赤ちゃんの生態が面白すぎて、PCさえほとんど開かなかったせいもある。 復帰に向けて、スキル維持は必要かと。
なので、3ヶ月目からは、仕事をイメージして少しトレーニングの時間を取っている。とりあえず、8割方は能力回復できたかと。
あとは、プレゼン系のスキルは、どうしようか思案中。
- プログラミング能力が確実に落ちた。
- 収入が一時的に落ちる。
- と言っても、180日までは67%が育児休業給付で保証されて、且つ給付には所得税が掛からず、社会保険料、雇用保険料もなし。翌年の住民税計算にも入らないので、実質ほとんど変わらないです。
↓厚生労働省のパンフレット。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/pdf/ikuji_h26_6.pdf
- と言っても、180日までは67%が育児休業給付で保証されて、且つ給付には所得税が掛からず、社会保険料、雇用保険料もなし。翌年の住民税計算にも入らないので、実質ほとんど変わらないです。
結論
育休が取れる環境にいるなら、取ったほうがいい。赤ちゃん面白いですし。
言葉が通じないので、大変な面もあるけど、それも経験。
リスク管理的な面で、夫婦どちらでも育児が出来るようになっておくことも良いかと。
ただし、それに向けて日々の仕事の整理・効率Up、金銭的な部分での計画をしっかり立てておく必要があるかと。